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2017年08月06日

葬儀費用は確定申告時に所得税の控除に使えるか

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葬儀代金は、所得税の控除には使うことができません。ですから、確定申告時にはほとんど気にする必要はありません。書類等を残しておいたとしても、確定申告時にはまったく関係がないことになりますから、無視をしておいて大丈夫です。

ただし、捨てるのはよくありませんね。なぜなら、葬儀代金は相続税の控除には使うことができるからです。お葬式にかかったお金がいくらだと証明することができれば、その金額はマイナスして、相続財産の額を決めることができます。

そもそも基礎控除として三千万あるので、そこにお葬式のコストを含めても微々たる効果しかないかもしれませんが、それでも確かに税金が安くなることには変わりありません。節税効果は多少でもあるので、書類などはできるだけ残しておくようにしたいですね。

お葬式は、高い場合は非常に高くつくこともあります。平均で200万円弱というデータもありますから、それ以上払うならさすがに節税効果は無視できないレベルになります。ただ、悲しいことに、基礎控除の三千万にお葬式の費用をプラスした以上の遺産を継承できる人は日本にはほとんどいません。

ですから、一般の人はあまり気にすることはありませんね。お葬式の費用は保険などで賄えるケースが多いので、その場合は懐が痛むこともありません。むしろ香典もありますから、逆にプラスになったという人も多いことでしょう。

最近は格安のお葬式もありますから、マイナスを気にするより、プラス幅を増やすことを考えた方が良いかもしれません。

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