葬儀社との見積もりで、これから行う葬儀一切の費用が決まるわけですから喪主にとっても業者にとっても、ここが一番の勝負どころです。親孝行できなかったからお葬式ぐらいはいいものを、親族の手前恥をかきたくないという遺族の心理を突いてくるので、必要以上の費用を支払うことにならないように注意が必要です。中には親身に相談に乗ってくれるところもありますが、相手は企業であってボランティアではありません。赤字を出すような親切な見積もりを出すことはないということを覚悟しておきます。
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葬儀代金は、所得税の控除には使うことができません。ですから、確定申告時にはほとんど気にする必要はありません。書類等を残しておいたとしても、確定申告時にはまったく関係がないことになりますから、無視をしておいて大丈夫です。ただし、捨てるのはよくありませんね。なぜなら、葬儀代金は相続税の控除には使うことができるからです。お葬式にかかったお金がいくらだと証明することができれば、その金額はマイナスして、相続財産の額を決めることができます。