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2019年06月03日

東本願寺と呼ばれる大谷派の葬儀の特徴

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浄土真宗にはいろいろな宗派がありますが、浄土真宗本願寺派(西本願寺)と真宗大谷派(東本願寺)に分かれています。ここでは、東本願寺の葬儀についてご紹介します。誰もが死を迎えると阿弥陀仏によって極楽浄土に導かれると考えられており、他の宗派のように成仏を祈ったり、死の旅に出るための儀式を一切行わないのが特徴です。

故人の供養を目的として行うのではなく、亡くなった人がすぐに極楽浄土に迎えられたことに対し感謝と報恩の気持ちで営まれるものとして定義されています。大谷派の特徴としてはほかに、葬儀が2段階に分かれており、第一では棺前勤行と葬場勤行が行われ、引導や戒名がありません。

代わりに法名と呼ばれるものを授かるのが特徴です。仏教の他の宗派では、白い経帷子や足袋、草鞋や六文銭などを用意し、死出の旅路に供えるのが一般的ですが、大谷派では白い着物か亡くなった人の気に入っていた着物を着せることが定番で、死に装束はありません。

なお、自宅と斎場の両方で告別式を行いますが、一般の弔問客が訪れるのは第二の斎場で行われる式となっています。ただし、昨今では斎場で一度に行うこともある為、必ずしも自宅で棺前勤行を行う家ばかりではありません。

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